

発達の目安としては、
- 首のすわりがしっかりしている
- 支えるとすわれる
- 食物に興味を示す
- スプーンなどを口にいれても舌で押し出すことが少なくなる
などです。


離乳開始前の子どもにとって、最適な栄養源は母乳または育児用ミルクです。
離乳の開始前に果汁を与えることについては、栄養学的な意義は認められていません。通常生後5~7か月ごとにかけて哺乳反射が減弱・消失していく過程でスプーンが口に入ることも受け入れられていくので、スプーン等の使用は離乳の開始以降でよいです。


食欲を育み、規則的な食事で生活リズムを整え、食べる楽しさを体験していくことを目標とします。
- 離乳の開始では、子どもの様子を見ながら、1さじずつ始め、母乳やミルクは飲みたいだけ飲ませます。
- 離乳が進むにつれ、1日2回食、3回食へと食事のリズムをつけ、生活リズムを整えていくようにします。
また、いろいろな食品の味や舌ざわりを楽しむ、家族と一緒の食卓を楽しむ、手づかみ食べで自分で食べることを楽しむといったように、食べる楽しさの体験を増やしていきます


◆食品の種類と組み合わせ
与える食品の種類母離乳の進行に応じて増やしていきましょう。
- 離乳の開始のころは、アレルギーの心配の少ないおかゆから始めましょう。新しい食品を始める時は1さじずつ与え、乳児の様子をみながら量を増やしていきます。
- なれてきたら、じゃがいもや野菜、果物、さらになれたら豆腐や白身魚など、種類を増やします。なお、はちみつは乳児ボツリヌス予防のため満1歳までは使いません。
- 卵は卵黄(固ゆで)から全卵へ、魚は白身から青皮魚へ進めます。
- ヨーグルト、塩分や脂肪の少ないチーズも利用できます。
脂肪の多い肉類は少し遅らせます。
野菜類には緑黄色野菜も用います。
- 食べやすく調理した脂肪の少ない鶏肉、豆類、各種野菜、海草と種類を増やしていきます。
- 生後9ヵ月以降は鉄分が不足しやすいので、赤身の魚や肉、レバーを取り入れ、調理用に使用する牛乳・乳製品のかわりに育児用ミルクを使用する等工夫します。このほか、離乳食にミルクを使用するなど、工夫しましょう。
- 離乳の進行に応じてベビーフードを利用することができます。

◆調理形態・調理方法
離乳の進行に応じて、食べやすく調理したものを与えます。子どもは細菌への抵抗力が弱いので、調理を行う際には衛生面に十分配慮しましょう。
- 米がゆは乳児が口の中で押しつぶせるように十分に煮ます。
初めは「つぶしがゆ」とし、慣れてきたら粗つぶし、つぶさないままへと進め、軟飯へと移行します。
- 野菜類やたんぱく質性食品などは、初めはなめらかに調理し、徐々に粗くしていきます。
- 調味については、離乳の開始頃は必要ありません。離乳の進行に応じて、それぞれの食品の味を生かしながら薄味にしましょう。


食事の量の評価は、成長の過程で評価します。具体的には、成長曲線のグラフに、体重や身長を記入して、成長曲線のカーブに沿っているかどうかを確認します。

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